下水道施設の維持管理において施設が持つ処理機能を十分に発揮するためには、流入下水の性質を把握しておくとともに、各処理工程、活性汚泥の状態、処理水質等の状態と変化を常に把握しておくことがとても大事です。
当社では、下水道施設の運転管理・保守管理業で培われたメンテナンス技術やノウハウをもとに、土砂、汚泥等の堆積物をすばやく除去し、正常な流れに戻し最終処分場への異物の流入を最小限にとどめるため、高圧洗浄車による清掃をします。高圧洗浄車は、高圧ホースの先端に後方の噴射ノズルを取付管の入口にセットし、高水圧を噴射し管内を洗浄します。ホースを引き戻す時、ノズルは管内の汚れを除去しながら、土砂、汚泥を排出します。その後、高圧吸引車により汚泥を吸引し処理します。
下水管路内に点検調査員が入って管内調査の出来る場所は大変少なく、人が入れない小口径管の場合、調査は困難を極めます。このような時はテレビカメラを下水管の内部に入れ、管内の状況をテレビ車内のモニター画面に映し出し、上下左右の管内状況を克明に調査することが出来ます。 テレビカメラの管内での移動は台車にカメラを乗せ映す方法と自走式(キャタピラ付)にカメラを取り付ける方法があります。 今、テレビ調査は下水管内調査業務の主流になっています、又、ビデオテープに保存し再チェックに力を発揮しています。
汚水管TVカメラ調査開始
自走型のTVカメラで管内を調査
自走型のTVカメラ挿入・撮影
カメラ調査画像・異常個所の確認
高圧ポンプと水タンクを搭載した
専用の特殊車輌
施工完了